婚活オフサイド

冴えない34歳の男、洋の婚活奮闘記です。
婚活パーティー、婚活サイトでの戦歴をつらつら記していきます。

潤子さん〜その8〜

パスタ店に入り、パスタを食べるのですが、潤子さんはあまり話題を振ってこない方なので、こっちが黙っていると沈黙になります。


もうこの先はないなと思っているので、洋もあまり話さなくなります。


パスタ店を出て、駅に向かい帰るのですが、帰る方向は同じなので一緒に電車に乗ります。


帰りの電車も沈黙気味でいると潤子さんから、


「この前行ったところにフレンチブルドックの赤ちゃんがいて、すごい可愛いかったですよ。」


と言います。


フレンチブルドックは洋が好きな犬種で、前に潤子さんに話しました。


これは「じゃあ、今度行きましょう!」って言葉を待ってるのか?とも思いましたが、


「あー、可愛いですよね。」


と、適当な返事をしたところで洋の最寄り駅に着いたので、


「今日はありがとうございます。お気をつけて。」


と別れの挨拶をし、電車を降りました。


その後、洋からも潤子さんからも連絡とらず、潤子さんとはこれっきりとなりました。


2回目のデートは待ち遠しくて、早く会いたいなと思ってたのが3回目のデート時は早く帰りたいとなるなんて。。。。


この半年後、仕事中にとある駅で先輩を待っていたところ、視線を感じたのでそちらを見てみると、洋をジーッと見る潤子さんがいました!


潤子さんの会社も割と近い場所にあったので鉢合わせになってもおかしくない場所です。


目があったのですが、気づかないフリをしてスルーしましたけどね。


今になって思うと、潤子さんの一連の行動は多分マイペースからくることで、悪気はないと思われます。


でも、洋は思いやりがある人が好きなので、ここでフェードアウトになって良かったなと後悔はありません。


ここで耐えて彼女ができて、結婚となっても楽しい生活は過ごせるとは思えません。


これで振り出しに戻ったので婚活のお相手探し再開です!

潤子さん〜その7〜

潤子さんがこの洋服店の向かいにある喫茶店を覗いてます。


洋が駆け寄り、


「喫茶店入りますか?」


「そうですね。入りましょう。」


「少し離れるんですが、あちらにいい喫茶店があるので行きますか!」


「離れるなら、ここでいいです。」


「・・・・じゃあ、ここで。」


この時点で早く帰りたい!と頭の中で連呼し始めました笑


でも、先程道中で食事するとこも調べてあると言った手前、この後に食事がついてきます。


喫茶店を出て、潤子さんのお腹の空き具合を確かめます。

正直、空いてない!カモンって感じです。


「ん〜お腹空きました?」


「空きましたよ。洋さんは?」


「ん〜あんまりですね〜」


「調べた店行きましょうよ。」


調べた店はオシャレな居酒屋みたいな感じで、あそこに行くと長くなるなと感じた洋は、


「あ!あそこのパスタ美味しいんですよ!」


と違う店に変更を申し出ると、


「せっかく調べたんだから、そこの店行ってみましょう。」


と却下されますΣ(゚д゚lll)


そこの店はさほど遠くなく着いたところで、


「あー、なんかオシャレですね。入りますか!」


と言われますが、洋は必死の抵抗をみせます。


「いや、ここはお酒飲む人が行くような感じなんでお互いお酒飲まないし、やめた方がいいですよ〜」


「私、友達とお酒飲まないけど、普通に入りますよ?」


「いや、ここはやめましょう。ちょっと雰囲気的に。。。」


となんとか回避成功します。


結局、先程のパスタ店で立ち止まり、美味そー!を連発し、パスタ店に入ることになりました。

潤子さん〜その6〜

「喫茶店は近くにはないみたいですねー」


「そうですか。」


と言って、外置きの棚にある本を読みだす潤子さん。


この店の軒下には他の雨宿りしてる方がいるので、そちらには行けず、空いてるのは潤子さんの横くらい。


でも、詰めて「こちらで待ちましょう」とかはなく本を読んでます(^_^;)


どうもできないので傘を差して待つしかありません。


すると、潤子さんから、


「革製の靴って濡れると臭くなるじゃないですか?」


「あぁ〜、そうなんですか?」


と会話し、また読書タ〜イムです。


すると、雨が弱くなり、みんな軒下から離れて行きます。


潤子さんから、


「止みました?」


「はい、止みましたね。」


「じゃあ、行きますか?」


と、マイペースっぷりに少し呆れました。


道中に女性ものの洋服店に寄っていいかと聞かれ、「どうぞ〜」と洋服店に入ったとこでベルトのことを思い出し、せっかく来たからあの店でベルト探すか!と洋服店を出たところで潤子さんに自分も寄りたいとこあるが行っていいか尋ね、向かうことにしました。


その店に行くのは数年ぶりで元々友達が行きたいと行ったなかなかの人気店だったのですが、名前をど忘れし、場所を探すのに少し戸惑います。


「あれ?この辺だったんだけどな〜」


「・・・・・・」


「あ!あっちだ!」


「場所、わかったんですか!?」


と強めに言われ、いや1分くらい迷っただけなのに。。。


「あっちの路地でした。ごめんなさい。」


と言い、店に向かいます。


ベルトを見てると潤子さんも見てきて、カッコイイですね!と言われたものも洋も気に入ったのでそれを購入しました。


支払いを済ませて店を出ると。。。