潤子さん〜その6〜
「喫茶店は近くにはないみたいですねー」
「そうですか。」
と言って、外置きの棚にある本を読みだす潤子さん。
この店の軒下には他の雨宿りしてる方がいるので、そちらには行けず、空いてるのは潤子さんの横くらい。
でも、詰めて「こちらで待ちましょう」とかはなく本を読んでます(^_^;)
どうもできないので傘を差して待つしかありません。
すると、潤子さんから、
「革製の靴って濡れると臭くなるじゃないですか?」
「あぁ〜、そうなんですか?」
と会話し、また読書タ〜イムです。
すると、雨が弱くなり、みんな軒下から離れて行きます。
潤子さんから、
「止みました?」
「はい、止みましたね。」
「じゃあ、行きますか?」
と、マイペースっぷりに少し呆れました。
道中に女性ものの洋服店に寄っていいかと聞かれ、「どうぞ〜」と洋服店に入ったとこでベルトのことを思い出し、せっかく来たからあの店でベルト探すか!と洋服店を出たところで潤子さんに自分も寄りたいとこあるが行っていいか尋ね、向かうことにしました。
その店に行くのは数年ぶりで元々友達が行きたいと行ったなかなかの人気店だったのですが、名前をど忘れし、場所を探すのに少し戸惑います。
「あれ?この辺だったんだけどな〜」
「・・・・・・」
「あ!あっちだ!」
「場所、わかったんですか!?」
と強めに言われ、いや1分くらい迷っただけなのに。。。
「あっちの路地でした。ごめんなさい。」
と言い、店に向かいます。
ベルトを見てると潤子さんも見てきて、カッコイイですね!と言われたものも洋も気に入ったのでそれを購入しました。
支払いを済ませて店を出ると。。。
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