婚活オフサイド

冴えない34歳の男、洋の婚活奮闘記です。
婚活パーティー、婚活サイトでの戦歴をつらつら記していきます。

潤子さん〜その2〜

いざ、カップリング発表です。


カップリング発表ってなんか合格発表みたいでドキドキしますよね〜

まず、イケメンさんが呼ばれ、金髪さんが呼ばれ、オタクさんが呼ばれ、素朴さんと洋が残ります。


素朴さんが呼ばれて、4番さんの

「あー、どうもー、ありがとうございます〜」

という声が聞こえ、残りは5番さんか1番さん。


洋が呼ばれ、そこにいたのは5番さんでした!


結果、洋と素朴さんがカップリングになったようです。


初めてのカップリングに高揚してしまい、なんと言っていいかわからない中でとりあえず、

「ありがとうございます。カップリングできると思ってなかったので驚きました。」

と、お礼をします。


「あ、はい。」


と、反応うすく、ちょっと不安になります。


「とりあえず、喫茶店でも行きませんか?」


と言ってみると、


「そうですね。行きましょう。」


と断わられるかと思ったら応じてくれます。


喫茶店に向かう途中、1番さんがまたビルに引き返してきたので鉢合わせになったのですが、イライラしてるのかすごい形相でした。

多分、忘れ物でもしたのでしょう。


とりあえず、適当な喫茶店を探し入ります。


喫茶店では婚活パーティーで話せなかったお互いのことを質問していきます。


5番さんは、名は潤子さん。

年齢は4つ上の35歳。

物静かでマイペース、小柄で地味な感じ。

趣味は散歩、読書、ジャズ鑑賞。

職場は事務で残業無し。

婚活パーティーは周りから勧められてきたが、結婚に対してそこまで焦ってはいない。


喫茶店で1時間ほど話したところで、外にでます。


「じゃあ、帰りますか?」


「私、ここから歩いて帰れるので歩きますね。」


「え?遠くないですか?」


「私歩くの好きなので全然大丈夫なんです。」


「じゃあ、俺も少し歩こうかな?そっちからでも帰れるし。」


「じゃあ、一緒に散歩しますか!」


と、潤子さんも乗り気で一緒に歩くことになりました。