留美さん〜その2〜
急遽、公園に行くことになりました。
特に予定もないので快く了承し、公園へ。
なんでもないことを話しながらプラプラします。
そんな中で洋は頭の中では色々考えてました。
留美さんとの今後について。
話やすいし、穏やかな人だが、一緒にいてドキドキしたりするトキメキみたいなものはない。
フィーリングが合うかと言われたら、合うとは言えない。
話して楽しくないわけじゃないが、特段楽しい!って思えない。
また会いたいという強い気持ちはなく、フェードアウトされてもショックは受けないだろう。
だが、先日に先輩から、
「俺の親が言ってたけど、性格がいい人を選べ!結婚生活の上で性格がいいのが1番だ!って言ってたからさ、洋も性格重視でいけよ。」
というアドバイスが頭をよぎります。
確かに留美さんは結婚したら、良い奥さんになりそうだ。
と、かなり自分寄りの飛躍したことを考えてました。
こう考えていたのは、次会おうと思うならLINEではなく、直接言おうと思ってたからです。
何が食べたいとか行ってみたい店はあるかなど具体的な話がしたかったのです。LINEでちまちまやるのも苦手ですし。
そして、お別れの時。
夕食までは一緒にするつもりではなかったので、洋からそろそろ帰りますか?と駅に向かいました。
「じゃあ、今日はありがとうね、留美さん。帰りはお気をつけて。」
「うん、洋さんも。じゃあ、またね。」
また。と言われた洋は・・・
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