有紗さん〜せめて、婚活らしく〜
水族館に行って、魚たちを見ながら雑談しながら進みます。
こんなデートっぽいことは久しぶり。
まわりはカップルか家族ばかり。
側から見たら僕らもカップルなんだろうなぁ〜なんて思ったりもします。
一通り水族館を見て、イルカショーを見て。
その後はランチとなりました。
そして、予めチェックしていた喫茶店に入ることに。
人混みが苦手なので、やっと一息つけたなぁと『少し突っ込んだ話をする』という目標は何処へやら。
アイスコーヒーを飲みながら、まったりしてました。
すると、有紗さんから婚活っぽい話をふってきます。
有「洋さんはどのような家庭を築きたいとかありますか?」
まったりモードになっていた為に、少々面食らいました。
洋「え?ん〜そうですね〜。家庭というか夫婦の理想としては、お互いの役割というものは各々あると思うんですけどね。亭主関白というよりかは、お互い対等な関係が理想です。」
有「あ、それはいいですね!私もそう思います。亭主関白は苦手なので。結婚に対して、譲れない条件とかありますか?」
洋「金遣いが荒いとか子供が欲しいので、子供嫌いな人は駄目だと思います。子供は嫌いですか?」
有「いえ、好きですよ。」
洋「有紗さんはそういう条件というか、希望はありますか?」
有「一緒にいて、楽しいというよりは楽な人というんですかね?うまく言えないですけど。」
洋「フィーリングってことですか?」
有「そうですね。ファーストコンタクトでも、話を聞くだけで疲れる人もいました。」
つづく
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